テレビがうちにやってきた

温故知新、歴史を振り返りながら明日を探ろう

増えてきた生成AIバトル

ランサーズやクラウドワークスのコンペに生成AI投稿が増えてきました。

このコンペなんかはほぼ全部AI絵ですね。

VOCALOID 楽曲の一枚絵のお仕事(イラスト作成) | 在宅ワーク・副業するなら【クラウドワークス】 [ID:10218918] (crowdworks.jp)

一部例外はありますがほぼすべての作品が生成AIです。

報酬金額が安いせいもありますが、さすがにこれでは手描きでチャレンジする気にはなれないでしょう、描くのがバカらしくなると思います。

 生成AIは万能な訳でなく、コンペによって向き不向きがあります。あまり細かい制約のあるものは向かないですしアイデアやデザイン性を求める話も向きません。あと特殊性の強いモノもダメです。生成の元データに教師データとして入ってなくては良い絵が出てこないのだと思いますので、そういう物も向きません。このコンペのようにギター弾いてる女性なら良いけど、三味線引いてる小学生の男の子だったら良い絵は出にくいのではないかな?人が描くならそのむつかしさの程度は同じことですけどね。ワタシは1作だけ出しています。どうしてもっと出さないのかと言えば良い絵が作れなかったからです。

 このコンペのお題は「路上で女の子が座りながらアコースティックギター1本で歌っているイメージ」です。路上と言っても色々あります。歩道の脇に座らせようとしたら下の絵みたいに車道に足出して座らせてくれたり、いい感じに座ったと思ったら歩道の幅があり得ないほど狭かったり、服装がおかしかったりあちらを立てればこちらが立たずで各種やらかしてくれました。中々思うようにならないものです。

そんなとこ座っちゃアブナイ

他の投稿者さんを見ますとプロのデザイナーさんもいますがあきらかにアマチュアって感じの人も多い......やはり誰でもできるんですよね、コレ。危なっかしい世界だなと思います。差が出るとしたらどういうシチュエーションでどういう服装でどう設定してどうアピールするか、つまり舞台演出、演技指導、イマジネーション、そういった周辺部の問題だけですね。現段階ではそれをどう実現するかがありますけど....そこはどんどん簡単になっていくと思います。

プロンプトの問題でなしにどんな絵が人の感情にどうアピールするか、という指南書が今後求められるかもしれないです。

ワタシの立場としたらAI絵はやらない方が良いのでしょう。AI絵だと私も初心者に過ぎないし同じ土俵で勝負したら損に決まっています。今は設定されたお題に対して何をやるべきか分かってる(多分ね)だけアドバンテージかもしれないけど、そんなの微々たる差でしかないと思います。

そんなわけで毎月月末が近づくとChatGPTやめようかな~と思うのです

来月はどうしよおかな~??

(この記事のあとで2つ出しました。自己採点で決めつけない方がいいからね~。)